個人 事業 主 節税の方法
個人事業主でも法人でも、節税対策は常に意識するべき重要事項です。
この記事では、個人事業主が節税するために必要な、節税対策の方法をお伝えします。
領収書は必ず保管
一番重要なのは、申告する本年度の領収書は、どんな種類の領収書であっても、全て保管しておくことです。
缶ジュースの100円程度くらいであれば、節税にはそれ程重要ではありませんが、一応保管はしておくべきです。
最低でもひと月ごとくらいは整理してまとめておくことをオススメします。
売上、帳簿管理
日々の売上は帳簿でしっかり管理しておきましょう。
1円単位で正確に記載しておきましょう。
アナログですが、私の場合、現金出納帳は手書きで売上を帳簿管理しています。
スマホアプリで出納帳もあるので、有効活用しましょう。
人件費
業種によってはスタッフがいないと成り立たない業種もあります。
時給をいくら程度にするかは事業主の判断ですが、自治体によって最低賃金が違います。
基本的には最低賃金以上で雇用するべきですが、最低賃金以下で雇用している事業所は沢山あります。
それぞれの事業主の判断ですが、最低賃金以下で雇用する場合、スタッフによっては不満をもち、労働基準監督署に相談する可能性は大いに考えられます。
忙しい時、売上が増加している時は安心ですが、暇な時、売上が減少している時はものすごく大変です。
売上が減少していても、スタッフ側も当然ながら生活がかかっているわけで、給料は変わらず出さなければいけない。
スタッフの能力を考えて、昇給の検討も良いですが、今のこの状況ではなかなか難しい事業者も多いのではないでしょうか。
給料の上限を設けるまたは、雇用する時昇給系の話は一切しない等のやり方もあります。
待遇系は一番シビアな話なので、気をつけながら話した方が良いですね。
どんな事業者であれ、人件費が一番頭を悩ませる部分です。
給与は経費で一番の割合を占める場合が多いのは間違いありませんが、その辺のリスクを考えた上で、雇用を検討するべきです。
経験者なので、スタッフを雇用する大変さは身に染みて体験済です(^-^;
完全に一人でできる業種であれば、スタッフを雇用することは考えず、一人でやる方を間違いなくオススメします。
勘定科目
個人は法人と違い、事業主という科目を作り、落としにくい経費を、こちらの科目に分けて処理することもできます。
節税のために、やりやすく作り変えれば良いでしょう。
赤字決算
年間の売上高より、人件費やその他の費用、経費の方が上回っていれば、赤字決算にできます。
赤字決算で申告すれば、納める税金はゼロです。
電子申告の場合、なおさら分けやすいので、決算書をできる限りマイナスで印刷して、e-taxでその通りに入力すれば、結果納税額ゼロとして申告できます。
まとめ
売上と経費を変えると粉飾決算になり、税務署から調査が入る可能性が高いです。
きちんとやりくりして黒字決算になったとしても、保管している領収書やその他の費用を経費として計上できれば、黒字の数字を極力少なくできて、節税することも可能です。
是非参考になさってください。
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